象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

人は損得ではなく期待値で動く〜確率と統計による単純な意思決定

1等の当選確率は”2000万分の1”という限りなくゼロの数字だが、我ら大衆はまるで当選したかの様な期待を抱き、宝くじを買ってしまう。 一方で、”夢を買うには安すぎる”とも言えるが、もし、AIの様に機械的で合理的な思考をもってれば、宝くじを買う人はいなくなる筈…

ガロアの最終論文(#5)〜正規部分群の発見〜第3節

前回「#4-2」では、Hの全ての置換に、τ⁻¹στの操作をすれば、H₁の全ての置換を得る事が判った。 つまり、K(r)のガロア群がH、K(r₁)のガロア群がH₁、K(r₂)のガロア群がH₂、…とする。但し、h(x.r)=0の根の1つをV、h(x.r₁)=0の根の1つをV₁、h(x.r₂)=0の根の1つをV₂、…とした時…

数学はイカサマを超える〜誘惑に負けない為に

違法賭博自体がいけないのか?賭博そのものが違法なのか?そもそも賭博自体がインチキなのか? かつての天才数学者も賭博にハマってた時期があったのだ。”青銅の輝きをもくすむ500年先を行く・・”と謳われた数学の天才児ヘンリク・ニルス・アーベル(1802~29)だ…

ガロアの最終論文(#4の2)〜第2節の考察と正規部分群への道

第2節の後半ですが、「前半」で述べたガロアの主張(1)を2つに分けて考察し、その後に正規部分群に繋がる、主張(2)を説明します。主張(1)を完璧にマスターすれば、難解とされる主張(2)は意外にも簡単に理解できそうです。 以下、長らくお付き合いください。(1)の考察…

ガロアの最終論文(#4の1)〜ガロア群の置換と補助方程式〜第2節

前回「#3」では、ガロアの第一論文の第1節を紹介しましたが、これから紹介する第2~4節は非常に厄介で”これらの証明を完璧にする為に必要なものがあるが、僕には時間がない”と殴り書きしてる様に、ガロア自身もかなり困窮している。 因みに、遺書の中には3つの論文が…

一平、ウソだと言って(更新)〜さらば大谷”その31”

メジャー史上最大の賭博スキャンダルになる可能性が出てきた。 大谷は、今年1月のNYで行われた全米野球記者協会のMVP授賞式の挨拶で、”いつも僕のそばにいてくれた水原一平さんら、家族や友人に感謝しています”と流暢な英語で語っていた。 だが、その僅か2ヶ月も…

結局、オンナは見た目が全て〜映画「市子」に思う

連日、大谷の奥さんがメディアやSNS上を賑わしているが、ごく普通の人で安心した。 韓国ソウルでの野球中継では、大谷を映す以上に新婚の奥さんにファインダーを合わせていた。流石のNHKも”これは現地製作の国際映像で放送しています”と必死の弁明を繰返す。 一…

ガロアの最終論文(#3)〜ガロア群を作る(第1節)

第1節に入る前に、「序章」で紹介した群の基本定理の3つは以降でも述べるので省略し、これまでの3話で紹介した4つ補題を簡単に振り返ります。 [補題1]は”有理多項式と既約多項式が共通根を持てば、有理多項式は既約多項式で割り切れる”は、多項式を整数に置き換え…

プーチンの勝算と誤算〜世界がロシアに屈服する日

ここに来て、ロシア軍が大規模なミサイル攻撃をウクライナ上空に晒し続けている。 西側専門家の予想が正しければ(だが)、今頃はF16 戦闘機がクリミア大橋を破壊し、クリミア半島はウクライナに戻り、ロシア軍は撤退を余儀なくされ、プーチン政権は失脚してたであ…

ガロアの最終論文(#2)〜単拡大定理とガロア方程式

前々回の「プロローグ」で紹介した[補題1]ですが、”既役な方程式は、有理的な方程式を割り切る時を除けば、共通根を持つ事はない”とガロアは述べてるが、f(x)=0とF(x)=0が共通根αを持てば、F(x)がf(x)で割り切れる筈であり、”a,b,c,…が全て共通根になるのでは?”と思…

ガロアの最終論文(#1)〜3つの補題と単拡大定理

前回の「プロローグ」では、群の基本と[補題1]について述べました。 以下で述べる、残り3つの補題は第1論文の中核を成す「単拡大定理」に直接結びつくもので、方程式のガロア群の重要な基盤を成します。故に、ガロア群の地盤を固める様に時間を掛けて進んでいきます…

ガロアの最終論文(プロローグ)〜群の基本と4つの補題

「その18」では、解の対称性から方程式のガロア群を説明したつもりだが、イマイチすっきりとしない。大まかな概念や観念は理解できても、どうもガロアの本音を理解出来てない気がする。 ジョルダンが1870年に「置換論」を発表し、ガロアの方程式論に決着をつけた筈だ…

貴方が好きな女優さんは実は嫌われもの?〜嫌いな女優ランキング

最近は、TVでドラマや映画を見るという事が殆どなくなったから、女優とかいっても全くピンと反応しなくなった。 アマプラで韓国を始め、北欧や中南米の映画やドラマばかり見てるから、日本の若くて人気のある女優さんの名前すらよく覚えていない。 昔、”抱かれた…

ローラン展開と積分公式〜Laurentが奏でる妖艶なるツール

「テイラー展開とその定理」では、”ローラン展開は特異点(正則でない点)の周りで展開する”と言いましたが、当然ながら”領域内は正則である”との条件が付く。これは、領域内に極や特異点があると展開できないからです。但し、以下でも述べるが、正則関数とは(領域内)…

「オッペンハイマー」は本当に真実を伝えたのか?〜映画は”絶望の淵”を切り取る鏡であるべきだ

アメリカのアカデミー賞が発表され、原爆開発を指揮した学者を題材にした「オッペンハイマー」が作品賞や監督賞など7部門を受賞した。 この作品を手がけたクリストファー・ノーラン監督は”絶望の形で終わってはいるが、現実の世界では核の脅威に対する答えが絶望…

若年層化する恐喝犯罪と少年法の限界〜”SNS美人局”転落死事件に親は何を思う

美人局(つつもたせ、BadgerGame)とは男女が共謀して行う恐喝または詐欺行為の一種であり、”筒持たせ”とも言う。 妻(女)がカモになる男性を誘って姦通し、性行為の最中または終わった途端に夫(男)が現れ、女と関係した事に因縁をつけ、金銭を脅し取ったり暴行を加…

他人を生きるという事〜映画「ある男」(2022)が教えてくれるもの

他人の人生を生きるって、どんな感じがするのだろう?他人の名前を名乗らなければ生きていけない人生って、どんなものなのだろう? そんな思いを漠然と抱きながら、この作品を只々見つめていた。確かに、幕切れを除いては、とても良く出来た作品だった。 夫と別れ…

テイラー展開とその定理〜収束半径と剰余項の深い関係

某大学の医学生が”ローラン展開とかイマイチよく分からん”と嘆いてたのを思い出す。 複素関数でよく登場するテイラー展開とローラン展開だが、どちらも複素関数のべき級数展開である。そして、極とか特異点とかの専門用語もしばし登場する。 これらは複素関数…

コロナ明けの夜〜もう昔には戻れない

一昨年の9月以来、約1年数カ月ぶりに久留米の歓楽街を散策する。 コロナ渦が完全に明け、殆どの人はマスクを外して歩いている。私1人がマスクをしてるのもアホらしいので、マスクを外したら思いのほか空気がキレイに感じた。 日曜の夜という事だが、人通りは閑散…

不透明で曖昧な隣組の年会費

政治家の裏金問題や不透明で曖昧な決算報告書は今に始まった訳でもないが、ムラ社会の悪しき伝統と言えばそれまでである。 先日も、祈祷代1000円を徴収する隣組の知らせがポストに入っていた。 「隣組の世話は何が為に・・」でも触れたが、毎年、我がド田舎では、3…