象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴッホとゴーギャン〜「ひまわり」がもたらした希望と挫折、そして未来

映画「永遠の門〜ゴッホの見た未来」を見た。感動的な作品でもあったが、史実とは多少かけ離れてたみたいで、ウ~ンという所もあった。しかし、ゴッホの視点で忠実に描かれてたのは嬉しくもある。 ゴッホに関しては、”アルルの寝室”でもブログにしたが、ゴッホを語…

エリートが暴走する時、大衆は凶器と変わる〜「大衆の反逆」と大衆が生み出す権力

”誹謗中傷と権力批判は別もん”に寄せられたコメントに”大衆の反逆”というのがあった。人と違ってるという事が誹謗中傷のネタになり、”大衆の反逆”を生み出すとしたら? ”強者が強者に敗れ去る時、屈辱は憐れみに変わる”でも書いたが、”大衆の反逆”が古い権力を…

強者の幻影に狂わされた栄光の巨人〜強者が強者に敗れ去る時、屈辱は憐れみに変わる

別に、ソフトバンクのファンでもないが、勿論巨人のファンでもない。 今年の日本シリーズには、栄光の巨人軍の”本気度”を見たかった。いや、日本プロ野球の新旧盟主対決という”素手の殴り合い”が見れる筈だった。 しかし蓋を開ければ、結果論だがソフバンと読売と…

筑後弁と”くさ”と、ツィートの”草”と”w”

最近は、コメントの末尾に”草”を付けるツィートが多いように思う。 気になって調べてみると、最初はツィートの末尾に”笑”をつけてたらしいが、wに代わり、wwwが草に似てるから、ツィートの最後に”草”が付けられる様になったとされる。 しかし本当にそうだろうか?…

誹謗中傷と権力批判は別もんだ〜ネット上の批判は誰が為にある?

”巨人のV9なんて八百長よ” 多くの弁護士は、書いてる事に公平性(或いは公共性)と中立性と真実性があれば、違法ではないと言うが、それでも相手を傷つける強力な凶器となる事は多々ある。 真実と言う名の凶器を、誹謗中傷とみなすかは別問題として、物事の真相は何…

だから探偵モノはやめられない〜「ナイブズアウト」に見る、アガサ・クリスティー系サスペンスの王道とは

若い頃はよく映画を観たもんだ。しかし、歳を取るにつれ、映画を見るのが億劫になった。そして今や、苦痛になった。 昨晩見た映画は、古き良き時代の英国の探偵モノを眺めてるようだった。 中盤までは、「Wの悲劇」を見てるようで、エンディングも同じ感じになるのか…

悲しいけど、昔の歌ってやっぱり素晴らしい〜「悲しい色やね」に見る、意外性が生んだ世紀のヒット曲

今の歌が詰まらない訳でもない。昔の歌が凄かった筈もない。歌謡曲は所詮、歌謡曲なのだ。 しかし、一昔前の歌を聞くと、不思議と心が洗われる様な気になるのは、気のせいだろうか。まるで人生という名の泥沼を洗い流してくれる様な気分になるのは、何故だろう? …

愚かな暴力が生み出す悲しみ〜「テン・カウント」に見る破壊と破滅の物語

”テンカウント”を聞いた筈のトランプが、リング上で仁王立ちになり、”オレこそが勝者だ、判定は間違ってる”と喚き散らす。 ボクシングでは、試合後の判定にイチャモンがつく事がある。最近では、明らかにおかしい判定には再試合が義務付けられる事もある。 昔はレ…

虚数に憑かれた男たち〜「素数の音楽」に見る、リーマンとルイ•コーシーの意外な関係

ゲッチンゲン大学に留学したリーマンが一番没頭したのは、ガウスでもディリクレでもヤコビでもなく、”数学の革命児”ルイ・コーシーの論文であった。 ”リーマンの謎、3の1”でも書いた様に、リーマンの謎を語るには、コーシーの複素関数論を抜きには語れない。 リー…

お前らこそが詐欺だ〜”アメリカの一番長い日”に見る共和党の腹黒さと憂鬱と

”このリングには勝者が2人いる。こんな事が許されるのか!” 1990年2月、東京ドームで行われたマイク・タイソンvsジェームス・ダグラスの試合後に、ドン・キングが放った言葉だ。 確かに、ダグラスのダウンは10カウントを超えていた。しかし、試合はそのまま続行され…

派手さはないが、かなりリアル〜「トンネル=9000メートルの闘い」

トンネル系パニックと言えば、スタローンの「ディライト」(1996)が有名だが、あの映画は私にとって、消化不良で子供騙しの作品に映った。特に、スタローンのマンネリ化した正義ズラには辟易した。 一方で、韓国映画の「トンネル、闇に鎖された男」(2017)は、人間ドラマ…

オッサンだってイケメンだ〜竹野内豊に見る”いい男”のしぶとさとは

初めて耳にしたが、男性が選ぶ“なりたい顔”ランキングというものがあるらしい。 ”抱かれた男”というのはよく聞くが、こういうのもユニークだと思った。”いい男”と言うよりも”なりたい男”。 イケメンという安っぽい言葉よりもずっと味わいがあり、ある種の庶民的…

手作り餡子と便秘の密な関係〜幸福を生み出す小豆パワーとは?

”自家製粒あん”で紹介した、手作り餡子を食う様になってから不思議と便通がいい。いや便の質がいい。こんなに満足のいく”便質”は何年ぶりだろうか。 以前、”便秘で死にかけた”(’19/9/1)でも書いた様に、30代後半以降の私は慢性の便秘である。哀しいかな男のくせ…

母子家庭系成り上がりと、橋下徹の愚策と空虚な実行力

母子家庭上がりのモンスター 橋下徹元大阪市長(元大阪府知事)は、私と同じ母子家庭育ちである。ただ彼の方が母子家庭の度数からすれば、ずっと純度が高い。 小学1年で東京から大阪に引っ越し、中学1年で母が再婚。つまり、母子家庭→引っ越し→再婚と、筋金入りの”…

鏡張りの部屋”その40”〜Drドレフェスの疑惑〜

9月20日の”その39”以来ですが、少し間が開いたので簡単に振り返ります。 主人公ダーレムは、ある闇組織に追われるも九死に一生を得て、迷宮のホテルに救われた。ホテルに監禁されたダーレムは、老支配人マティウスや受付のカミーユ嬢に守られ、少しずつ自分を取り…

ハゲと共に去りぬ(後半)〜負けを認めないハゲ爺に明日はない?

最低で最悪の老いぼれには2通りいる。ハゲを認めない老いぼれと、負けを認めない老いぼれだ。 たけしが、巨泉さんのゴルフを”勝つまでやめない”と揶揄した事があった。面白い表現だと思った。 そしてこれと全く同じ様な事を、トランプがやろうとしている。 しか…

素数定理のもう一つの歴史と”池原の定理”〜リーマンの謎”3の5”

”3の2”ではディリクレが発見したL関数(ゼータ関数の親玉)と素数の接点を、”3の3”ではオイラー積からギリシャ時代の素数物語への変換点を、そして前回”3の4”では、チェビシェフとリーマンとマンゴルドの素数階段の物語を長々と述べました。 そこで今日は、もう一…

「けものみち」(1982)に見る、名取裕子の女優としての妖艶さと凄みと

正直、このドラマには興奮しっ放しだった。1982年と言えば、まだ私が高校生の頃で、洋画に夢中だった頃だ。 それでも松本清張の原作「けものみち」は知ってはいたが、女優の名取裕子に関しては、「金八先生」の不器用で頭の悪そうな女というイメージしかなかった。 し…

自分が死んだ夢を見た〜真夜中の訪問者、その54

前回”その53”の佐藤浩市が夢に出たまではよかったが、昨夜は自分の死体を見た夢を見た。 しかし、自分の死体を眺めながら、不思議と驚きはなかった。 夢の舞台は、私の自宅であった。 私が2階の部屋で寝てると、表の駐車場がやけに騒がしい。何だろう?と思い、下…

佐藤浩市が駐車場を借りに・・?〜真夜中の訪問者”その53”

前回”その52”でも書いた様に、夢の中に新旧のグラビアアイドルばかりが現れ、少し嫌気が差してたが、今度は珍しく男優が現れた。 確か、男性の俳優が現れたのはブルース・ウィルスが初めてだったと思う(”その26”参照)。故に、珍しくエロい感情がないスッピンな夢で…

絶滅する?キャビンアテンダント〜翼の折れた跳べなくなったエンジェルたち

体を張って頑張ってる女性には言い方は悪いが、ギャバ譲とスチュワーデス嬢は、元々不必要な職業だと思っていた。と言ったら言い過ぎだろうか。 そして、コロナ渦のお陰でこの2つの職業が今や消滅の危機にある。 スチュワーデスが、CA(キャビンアテンダント)と言…

お医者さんが漏らす、”ヨーグルト万能説”のウソとは

健康の為にヨーグルトを毎日飲んでる人は多いだろう。そして、何だか脳内環境が改善し、身体が軽くなったと感じてる人も多いだろう。 いま日本では、様々な善玉菌の健康食品がお茶の間を賑わしているし、アメリカではあらゆる種類の”プロバイオティクス”(微生物)…

人生初のゴールド免許更新〜こういう時こそオンラインでやろうよ

コロナ渦の影響で、2度引き伸ばしていた運転免許証の更新に行ってきた。 4月と7月の2度に渡り、警戒には警戒を念には念を押して、更新の延長をしていた。 更新する試験場は車で20分ほどの距離にあるが、3年に一度とはいえ、長い列に長時間並び、毎回単調で聞くだけ…

素数階段を登ってみよう(11/7更新)〜リーマンの謎”3の4”

前回”3の3”では、オイラーが発見した”無限和”の考察であるオイラー積(表示)が、ギリシャ時代の素数物語をゼータ関数に結びつけ、ディリクレのL関数と素数の考察を経由し、如何にリーマンに結びつけたかを述べました。 そこで今日は、再びオイラー積に舞い戻り、こ…