2023-01-01から1年間の記事一覧
よく”昔は良かった”という声を聞く。 「暗く聖なる夜」でのハリー・ボッシュの言葉にもあるが、人が思う程に昔はいい時代でもない。 私も全くの同感である。 勿論、今の時代がいいとも言えないが、時代は着実に前へと進んでいる。ただ(悲しいかな)人類が追いつけな…
ノイマンは”君はあれを使ったのか?”とナッシュJrに問うと、彼は”ハイ、使いました”と言ったそうだ。 その”あれ”こそが”連続な関数でも不動点は存在する”という角谷静夫氏の「ブラウワー不動点定理」でした。 つまり、かのフォン・ノイマンでさえゲーム理論には使…
ネタ的に少し古いが、青森県八戸市の弁当製造会社「吉田屋」の弁当による集団食中毒問題について、八戸市保健所は10月28日、”食中毒患者が29の都道府県で521人になった”と調査の最新情報を公表した。 食中毒が発生した弁当に使用されているコメは9月14日と15日に…
甲類焼酎と言えば、安いけど乙類に比べ”身体に悪い”というイメージがある。 事実、ホワイトリカーをお湯割りで飲んでみたら、具合が悪くなった。1099円と安価で売られてて衝動買いしたのだが、原材料が記してなく”甲類”とだけ書かれてある。 全くの無責任だが、甲…
1人の可憐な少女の命か? 自爆テロによる推定80人の命か? ケニアのナイロビ上空を飛ぶドローンを駆使し、ロンドンから英米合同軍事作戦を指揮する英国軍諜報機関のパウエル大佐(ヘレン・ミレン)だが、長年の願いでもあったテロ計画の主導者を突き止めた彼女は、…
NHKBSでは「素数の魔力に囚われた人々」という番組が流れてた。これは「リーマン予想・天才たちの150年の闘い」というタイトルで2009年に放送されてたものだ。 オイラーから”素数の謎”のバトンを譲り受けたガウス少年は、素数のパターンを自然対数logに見出した。…
自民党の派閥による政治資金パーティーを通じた裏金づくりの疑惑をめぐり、19日に東京地検が安倍派と二階派の事務所に家宅捜索に入った。 一番の問題は、派閥に課せられたノルマを超えて売ったパーティー券の売上げについて、派閥からキックバックを受けた際に…
”数式”というタイトルと、エドガー賞(最優秀新人賞)ノミネートという言葉に轢かれた私も馬鹿だったが、ミステリーの質や重厚感はノミネートに恥じないレベルだっただけに、空っぽな幕切れ?には実に残念である。 ”大人になって初めて算数と数学の違いを理解した…
11日、米議会に送られた報告書によると、ロシア軍はウクライナへ侵攻の約2年間で、”現役の地上兵力のほぼ87%(31.5万人)と戦車の2/3を失った”とする米情報機関の見解が明らかになり、ロシア地上軍の近代化が”18年分後退した”と指摘した(ロイター)。 こうした西側…
先月末購入した3Dメタナノパズル扶桑(ふそう)型戦艦だが、「記事」でも書いた様に、僅か3日で頓挫してしまった。レヴューを鵜呑みにした私も馬鹿だったが(メタナノの名の通り)あそこまで細かいパーツだとは恐れ入る。 ダメ元で購入したが故に、想定内でもあったが…
昨年4月以来の望月教授の宇宙際タイヒミュラー理論ですが、「前回」とは異なり、今回は小難しい話はやめにして、誰もが知ってる”掛け算や足し算から宇宙理論を眺めて”みたいと思います。 IUT(宇宙際タイヒミュラー)理論とは、望月博士が約20年かけて築いた数学の理…
契約は10年で総額7億ドル(約1015億円)で、これは総額でプロスポーツ史上最高額での契約とされる。 因みに、北米の4大プロスポーツではNFLのパトリック・マホームズ選手が2020年に結んだ10年総額4億5000万ドルが史上最高とされていた。一方で世界で見れば、サッカ…
序盤は、微妙?な問題を抱える夫婦のセックスの描写が中途過ぎて、何度も見るのをやめようかと思った。 思うに、最近のハリウッド女優のSEXシーンは異常なまでに事務的で、そこにはファンタジーもエロさもなく、過疎とか閑散ささえ感じてしまう。つまり、嫌々なが…
ロッカールーム内で逆立ちさせながら下半身を露出させ、陰部に靴下を被せ、罵詈雑言の暴言を浴びせる事など日常茶飯事。他にも数万円単位の高額な罰金を課して徴収したり、酒席の誘いを断れば深夜の長電話で説教を浴びせたり・・・ 東北楽天の安楽智大投手(27)…
政治家は、カネと票のためなら何でもする。商社は、カネの為なら強盗と殺人以外なら何でもやる。 今更だが、これを象徴するような発言が日本列島を賑わしている。 ”五輪招致は必ず勝ち取れ!カネはいくらでも出す。官房機密費もあるから・・・” 2013年に開催が…
”悲しすぎた”東京五輪も”笑えない”大阪万博も、予め矛盾や問題が起こりそうな要素を徹底的に排除し、最悪を想定する。更に条件を厳しく且つキメ細かく設定し、徹底したリスク管理の下で万博プロジェクトを推し進めてたら、もっと効率のいい”箱モノ”が出来たであ…
ロバート・ホワイティングが日本野球を通じて日米の文化比較をユニークな形で記した「菊とバット」(2002)のタイトルは、罪と罰のあり方を通して日米文化比較を論じたルース・ベネディクト氏の名著「菊と刀」(1946)をもじった事は有名な逸話である。 2人の大きな違い…
ジオラマ制作の本を借りて、ペーパークラフトを何気なく散策してたら、3Dメタルモデルなるミニチュアが目に止まった。 要するに、ペーパークラフトのメタルシート版だが、ペーパークラフトよりも重厚感があり、プラモデルよりも質感があるとの事。 プラモデルは塗…
”私人逮捕”とは、一般人が逮捕状なしに容疑者を現行犯で取り押さえる事で、例えば、痴漢やひったくり現場に遭遇した場合に、警察でなくても容疑者を逮捕、又は強制的に拘束する事ができるというものだ。 但し、気をつけるべきは相手を追い詰めすぎて”暴行罪”で逮捕…
テンセグリティ(Tensegrity)とは、数学者で建築家でもあるバックミンスター・フラー(米、1895~1983)により提唱された概念であり、Tension(張力)とIntegrity(統合)の造語である。が、実際はケネス・スネルソンが彫刻として取り組んでた張力材と圧縮材からなる構造物…
高齢化率(65歳以上人口の割合)が29.0%に達した高齢化王国ニッポンだが、高齢者周りのトラブルが深刻になりつつある。 電車内で泣く赤ちゃんの声に我慢できず、高齢男性が母親に暴言を浴びせる様子がSNS上で話題になり、”まさに老害だ”との声が溢れた。 一方で、…
あるフォロワーの記事で知ったが、”21歳の6割が全く本を読まない”事が文科省の2022年の調査で明らかになったという。 若者も含め、日本人の活字離れはSNSの普及による世界的な傾向とも言えなくもない。が故に、取り立て驚く程の事でもない。 それ以上に、”増える…
数学を気嫌いする人の気持ちはよく理解できる。実は私も、その1人であった。いや、今も”数学”という学問を嫌ってる不特定多数の1人なのかもしれない。 しかし、数学を多面的に捉えると、繋がってない筈の世界が繋がっている。或いは、深層的にググると見えないも…
過去最多ペースとなっているクマによる人的被害ですが、今年全国で180件と統計を開始して以来、最悪のペースだという。 でも、今年になってなぜ”熊被害”が多いのか? 近年、クマは人が使わなくなった里山や耕作放棄地に生息の範囲を広げていて、更に人口減少や高…
賞味期限切れの中華スマホ(P20lite)だが、600円程の中古無線キーボードで、画面の小さなノートパソコンに様変わりする。 そろそろデスクトップからノートPCやタブレットに移行しようと思ってた頃だったから、初期費用が殆どゼロで移行できたのは嬉しい限りでは…
今や、探偵・犯罪小説の巨匠とされるマイクル・コナリーだが、彼の父親は挫折した芸術家であり、子供たちに人生の成功を望むよう励まし、キャリアを追求する為に成功と失敗を交互に繰り返す”リスクテイカー”であったという。 事実、コナリー小説の主人公であるハリ…
私立探偵ジム・ブロディーの第二弾という事で、前述した「ジャパンタウン」の凄みと悍ましさを期待したが、プロットが複雑すぎなせいか、読んでて少し食傷気味にも思えた。 とはいっても、バリー・ランセットらしさは存分に発揮され、今回の作品は背筋が凍りそうな恐…
今月7月にイスラエルとハマスの衝突が始まり、ガザ地区の死者は9000人以上に上り、うち子供や女性が約65%を占めるという。 イスラエル軍はガザ地区の400箇所以上を空爆したが、そのイスラエルも1400人以上が死亡し、240以上が人質になっている。 一方で、停戦の仲…
1月以来の”ナッシュJr”ですが、まずは「ゲーム理論」について簡単におさらいします。 ゲーム理論とは、社会・経済・ビジネス等の様々な領域で、そこに登場する個人・企業・政府をプレイヤーと見なし、どの様な行動をとるのかを数理的に分析し、利得における最適解を求め…
「7年の夜」(2018) アマゾンレビューは3.5/5程だが、典型の見る者を選ぶ映画に思えた。 因みに、私はこうしたシンプルな展開だが、色々と考えさせるシリアスなサスペンスが大好きである。更に、贔屓のチャン・ドンゴンのサイコぶりは、実にハマってていた。 救いよう…