象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

”この男、仮病?につき”〜無責任男の次なる野望とは


 病気(潰瘍性大腸炎)にしては、やけに顔色の良い安倍首相の辞任会見ではあった。

 本来、人のいい私は、安倍首相が仮病を使ってまで、8年7ヶ月に渡る長期の任務をみすみす投げ出すとは思えなかった。逃げ出すとすれば、”コロナ失策”を表向きの理由にすると思ったからだ。
 だから、ブログでは一応は”お疲れ様でした”と書いておいた。
 勿論、目の肥えたプロのジャーナリストなら安倍の顔色を一目見て、あっさりと仮病と見抜いただろう。
 全く我ながら、人のよさには辟易する。

 平成エンタメさんの”辞任して支持率アップ”(要Click)を読んで、やっぱりかと思った。
 辞任会見では、持病の潰瘍性大腸が再発した為とされたが、内部告発によれば、それが仮病だというのだ。
 つまり、安倍首相が入院してた慶大病院によれば、潰瘍性大腸炎ではなく、ストレスから来る一時的な症状悪化に過ぎない”と。
 事実、慶応大学は“病気を政治に利用した”という事で、内心はカンカンだという。


前回の辞任も仮病?

 ニュースサイトの”LITERA”(8/29)によれば、安倍首相は6月の定期健診で、潰瘍性大腸炎の再発の兆候が見られたにも拘らず、連日会食し、しかも仏料理にステーキなど、本当に再発の兆候が見られてたのなら、絶対に避けるべき豪華な食事をしていたと指摘する。
 しかも、第1次安倍政権を投げ出した前回も、潰瘍性大腸炎が原因とされるが。この際にも同じく、慶応病院が公表した診断は潰瘍性大腸炎ではなく、強度のストレスと疲労による機能性胃腸症だった”とされる。

 確かに、”安倍 仮病”で検索すると、かなりの記事が引っかかる。
 ”安倍首相のやる気がなくなってる、辞めたがってるという話は、既に5月から出ていた。6月になると、それに拍車が掛かり、投げやりな態度を示す事が多くなった。病気以前に、モチベーションが完全に低下していた”(政治評論家)

 ”おそらく安倍は、これ以上政権に居座っても良い事はない、むしろこれまでの失政を追及され、責任をとらされると判断し、かなり早い段階で、総理在任最長記録を打ち立てた後の辞任を決めてたのではないか。
 そして、その日に向け、健康不安説を少しずつ流し、潰瘍性大腸炎が再発した事を理由に、辞任した。
 潰瘍性大腸炎の再発が仮病とまで言う気はないが、少なくとも辞任が必要な程ではなかった。6月くらいの時点で支持率が回復してたら、又はコロナ感染が収束し、東京オリンピック開催が確実になってたら、安倍首相は絶対に辞任はしなかった筈だ”
(リテラ編集部)

 事実、前回の第一次安倍内閣を投げ出した時は、”体調が悪化し、体力的に限界”と健康上の理由としたが、潰瘍性大腸炎だとは一言も言わなかった。医師団の診断も強度のストレスと疲労による機能性胃腸症というものだったらしい。
 しかし、翌2008年1月の「文藝春秋」に安倍首相は、自らの手記を発表。そこで、”潰瘍性大腸炎”という持病を告白し、辞任を正当化した。
 今回は、辞任発表と同時に”潰瘍性大腸炎”を持ち出したとの違いはあるが、やり口は全く同じだ。
 結局、辞任の本当の理由は、2度とも政治的に追い詰められ、嫌気が刺しただけに過ぎない。
 つまり、この無責任男は、”政権丸投げ”を正当化する為に潰瘍性大腸炎という”仮病”を持ち出しただけなのか。
 

それでも同情を買うのは

 立憲民主党の石垣議員が安倍首相の辞任を受け、”大事な時に体を壊す癖がある人物を総理総裁に担ぎ続けた自民党の選任責任は厳しく問われるべき”とツイートし、大炎上した。しかし、この指摘は決して間違ってはいない。
 おかしいのは、”病気をネタに攻撃するのは不謹慎だ”とか”病気で弱っている人を叩くな”と言い、同情を誘い、追及を封じ込める意見の方だ。

 そもそも、一国の主である総理大臣が、自ら健康不安情報を流してるのだ。その真偽や詳しい病状を追及するのは当然だろう。
 しかしこの国のマスコミは、そんな稚弱なSNS批判に怯え、追及や検証を放棄。その結果、安倍首相の様な無責任な総理を復活させ、同じ事を繰り返させてしまった。

 今回の辞任会見で、テレ朝記者の”今後、対中対ロシアなどの外交に取り組まれる意欲はありますか?”との忖度丸出し質問に、安倍首相はこう答えた。
 ”次なる政権にですね、影響力・・・ま、当然の事なんですが、一議員として協力し、しっかり支えていきたいと思います”
 聞かれてもないのに、”次なる政権に対しても影響力”と宣言。そう、この男、コロナの重圧からまんまと逃れ、既に元気を取り戻し、院政を敷く気満々なのだ。
 安倍応援団の”病気で弱ってる人を叩くな”という圧力に従っていたら、みたび無責任男の復活を許す事になる(リテラ編集部)。 


最後に〜無責任男の行く末と

 ”戦略的退陣”とは、こういう無責任男の為にあるのかもしれない。
 確かに、権力と脅しに怯え続けた8年7ヶ月に渡る長期の任務は、さぞ大変だったろうか?それとも、権力に胡座を掻き、依存できたからこそ、のほほんと続けられたのか?
 私から見れば、”心が折れました”以降の安倍総理は、無責任どころか無気力男に映った。

 結局、アベノミクスは空砲に終わり、トランプに脅され戦闘機を爆買いし、海外へのバラマキという無気力な外交を繰り返し、拉致も北方領土問題も全く進展しなかった。
 最後は、肝心のコロナ対策も全ては中途半端に終わり、結局、モリカケとサクラと選挙資金疑惑だけが、安倍首相の自慢できる唯一の遺産となった。

 人生とは、人間とは、いや政治家とは、所詮はそうなもんかも知れない。
 確かに、仮病だって立派な戦術だし、自己防衛本能の1つだろう。
 仮病だけで安倍首相を責められる訳でもない。しかし、これで全てが上手く行くと思ったのなら、少し単純すぎやしないだろうか。