象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

池田エライザと井上和香からの無機質な贈り物?〜真夜中の訪問者”その50”


 最近よく夢を見るようになった。実は”その48”で書いたトランプ大統領が夢に出てきた後、井上和香池田エライザが立て続けに夢の中に登場した。 
 トランプに関しては3度、そして今回も含め、井上和香は2度、池田エライザに関しては4度登場した事になる。
 今でも、死んだ兄がちょくちょく夢に出てくるが、なぜ?全くの赤の他人のそれも著名人やアイドルが馴れ馴れしく、夢の中まで私を追いかけるのか?
 最初の頃はとても嬉しかったが、慣れてくると不平や不満の1つでも言いたくなる。

 ウソみたいなウソの様な話だが、奇妙な真実であり、嬉しくも悲しくもある現実である。本当はトランプに続く3連チャンで書きたかったが、夢とは言え、余りにも非現実的なので書くのを躊躇った。
 そこでまずは、井上和香嬢からの紹介です。


井上和香、再び登場
 
 この夢に関しては、全く単純で奇怪でもあった。
 私は夢の中である女と歩いていた。そのある女が井上和香だった。過去にも1度、”その42”で夢に出てたから、当然夢だと理解した(よかったら下線Clickです)。
 私は、彼女のブラウスの中に手を突っ込んだ。マネキンみたいな冷たく堅い質感だった。勿論、柔らかく温かい乳房がある筈もない。夢の中だからと、自分を慰めた。

 今度は彼女のスカートの中を弄った。これもまた、ツルンとした冷たい質感で、何もなかった。割れ目もヌルっとした生暖かい洞窟も何もなかった。
 ”夢にしても少しやりすぎじゃないか”と、彼女を睨みつけた。彼女は何も言わなかった。しかし、若い頃のキャピキャピしたセクシーな井上和香に何ら変わりはなかった。
 2人はそのまま黙って歩き続けた。私は彼女を抱きしめる事もなく、彼女も私を求める事もなかった。
 こんな奇怪で無機質な夢でも、欲を出さなければ十分に満足ではある。だって現実にはTVでしか出会えない憧れのグラドルと、同じ時間と空間を共有してるのだから。

 彼女を抱こうとして彼女の方を見たら、そこには井上和香はいなかった。そこで夢が覚めた。時間にしては、5分程だったろうか。
 前回”その42”の夢の続きと考えれば、多分彼女はサヨナラを言いに来たのだろう。
 勿論、彼女には旦那も子供もいる。夢の中だとは言え、何時までもダラダラと愛人関係を続ける訳にはいかないのだ。
 いや、そう思う事にしよう。そう思えば、無味乾燥な夢もまんざら悪くはない。


池田エライザ、4度目の登場

 その翌日には、池田エライザ嬢が夢の中に登場した。これで4度目だが、今度は展開がやや込み入ってた。
 彼女が夢に出てきたのには、伏線があった。昨晩のNHKBSの「COVERS」という番組の再放送で、久しぶりに彼女を見た。郷ひろみがゲストだったが、彼と同様に彼女も、劣化と老化には抗えなかった。
 予想はしてたが、明らかに自慢の美貌は下降線を描いてた。少しだけ見てチャンネルを変えた。
 ”下降”というより”降下”といった方がいいのかもしれない。今彼女は人気ユーチューバーと同棲してるという噂だが、彼女の人生の半分は終わった様な気がする。
 最初に彼女を見た時、エキゾチックなイメージがあり、強烈に印象が残った。しかし今や、印象すら残らなくなった。

 最初に夢に出てきたのは、25年以上も前に死んだ兄だった。
 兄は戦争で一人の美女に出会ったと言った。混血でエキゾチックな美貌を持つ女に惹かれ、ラブレターや様々な贈り物を贈ったと、長々と思い出話を続けた。
 そして、その女こそが池田エライザだったのだ。
 しかし私は、変に思った。25年以上も前なら、池田エライザはまだ5歳の子供だ。
 兄はウソをついてると思った。そして、そこで夢が覚めた。

 私はうたた寝をしながら、なぜ兄が夢に出てきて、池田エライザにプロポーズした事をわざわざ伝えに来たのだろう?
 全く一昨日に引き続き、奇妙な夢を見るなと思い、再び眠りに付いた。


奇妙な展開

 すると今度は、池田エライザが夢に出てきた。これで”その37””その38”を含め、4度目となる(下線Click)。
 ここまで来ると慣れっこではある。夢の中ではあるが、現実との区別ははっきりとつく。
 彼女は私の前で、”貴方の兄さんからプロポーズを受けました”とはっきりと言った。
 そして、もらった贈り物やラブレターを私に見せる。ラブレターは巻物状になっており、キレイな書体で墨を使い長々と書かれてあった。
 しかし、私は兄の下手で不器用な筆跡を知っている。アホらしくなり、私は叫んだ。
 ”アンタはウソを言ってる。これは兄の筆跡ではない。それに兄は25年以上も前に死んでるから、貴方と付き合う筈がない”

 彼女は、確かに池田エライザだった。
 ”嘘じゃないわ。ここに沢山の贈り物があるわ。全て確認して頂戴!お兄さんのものでしょう?”
 私は、彼女が持ってきた贈り物を見た。
 不思議な事に、ボールペンや万年筆ばかりである。確かに兄は私が高校生の頃、万年筆やボールペンをよく贈ったものだ。
 私は我を忘れて、それらの贈り物に心を奪われた。

 彼女は”何か記念になるものがあったら、持ってってもいいわ。でもよかったら、この高級そうな万年筆は頂戴ね”
 私はずっとそれらを眺めていた。
 ”でもアンタは嘘をついてる。兄には婚約者がいたんだ。アンタにプロポーズする筈がない”
 彼女は毅然として言い放った。
 ”でも破局したんでしょ?その後に私にプロポーズしたのよ”


万年筆の思い出

 私は少し塞ぎ込んだ。確かに兄は婚約が破局した後、水商売系の女と付き合ってた事がある。しかし結局、その女ともうまく行かなかった。

 女は、少し微笑んで囁いた。
 ”私、今から仕事があるから出かけるわ。朝になったら戻ってくるから、それまでに選んで、決めといてね”
 夜中にも拘らず、彼女は自分の部屋を出ていった。
 確かに、兄からもらった覚えのある万年筆やボールペンばかりである。そして、夢の中とは言え、彼女が言ってる事は図星である。
 そこで私は、一番高価な万年筆だけを思い出の品としてもらい、残りは全て彼女に返す事にした。というのもその万年筆は、私が亡くしたものだからだ。

 夢が現実(正夢)になる話はたまに聞くが、夢の中に現実が登場するなんて聞いた事がない。いやあるかも知れないが、私には経験がない。
 怖くなった私はこの部屋から逃げ出したくなった。この女は私のすべてを知り尽くしてると思ったからだ。事実、私の今や死んだ兄の事も十全に知り尽くしていた。
 私は高価な万年筆だけポケットにしまい込み、その場を逃げるように出ていった。いやそのつもりだった。


ハイレグの女

 外は早朝だったにも関わらず、温かい日差しがランランと差し込んでた。流石に東京は早朝から賑わってた。
 下町の商店街だったろうか、売り子たちが派手な衣装を来て、客引きを行っていた。
 その時、超ハイレグのレオタードと網タイツをまとった長身の女の後ろ姿が目に入った。
 ”ヤバい”と思った瞬間、女はこちらを振り向いた。気持ち悪い程の歪な巨乳の揺らし、薄笑いを浮かべ、こっちへ向かってくる池田エライザだった。
 私は流石に吐き気がした。ポケットにしまい込んだ万年筆を彼女に渡すと、すぐに立ち去ろうとした。
 彼女は逃げ去ろうとする私を引き止め、私の手を彼女のお尻の方に導いた。
 そして耳元で囁いた。  
 ”ウチに寄ってかない?いい事しましょ”と私を引き止める。
 
 女の網タイツ越しの柔らかいお尻の感触に浸りながら、私は逃げる口実を考えた。
 ”アンタは正しかった。この万年筆は兄との思い出として取っといてくれ”

 彼女は私の言葉を無視する様に、その万年筆を遠くに放り投げた。
 ”こんなモノどうでもいいのよ。お兄さんはもう死んだのよ、今は私と楽しむ番だわ”


最後に

 私には、目の前の池田エライザが化け物に思えた。少なくとも過去3度、夢の中に登場した彼女ではなかった。
 頭の中が狂いそうになった時、その時夢から覚めた。

 一昨日と昨日に登場した2人のグラドルは、ひょっとしたら今や腐敗した存在なのかも知れない。いやグラドルという言葉自体が消滅しつつあるのかも知れない。
 芸能人の奇怪な自殺が相次ぐ中、芸能界の甘い汁を吸い続け、生き延びてきた彼女たちも、今や心身ともに追い詰められてるのかも知れない。

 一見、派手に優雅に見える芸能界もたけしが語った様に、消滅寸前の所まで来てるのだろうか。
 特に、今の若者はTVを見ない。ネット上の動画のみで、”芸能人のユーチューバー化”に歯止めが掛からないのだろうか?
 そういう私も地上波は全く見なくなった。見るとすれば、BSのドキュメントものだけである。

 先日、”ユーチューバーは既に終わったコンテンツ”と書いたが、TVも芸能も既に終わったコンテンツなのかも知れない。

 夢の中に現実が存在するとすれば、現実の中にも夢は存在する筈だ。そして現実が夢となり、夢が現実となった時、我々はどう対処したらいいのだろうか。