象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

新型コロナウイルスの本当の驚異とは(2/4更新)〜転ばぬ先の杖という最悪の予測は必要なのか?〜


 旅行で日本を訪れた武漢に住む40代の男性が26日、新型のコロナウイルスに感染している事が確認され、国内で感染が確認されたのは4人目となった。
 ツアーの参加者は全員武漢から来た人たちで、全28人の健康観察を続けてるが、今の所、発熱などの症状は出ていないとの事。
 国内ではこれまで、武漢渡航していた神奈川県に住む30代の中国人男性と、武漢に住み観光で東京を訪れた40代の男性と30代の女性が新型コロナウイルスに感染してる事が確認されていた。因みに2/4現在、国内の感染者は20人アジア諸国では最多です。
 厚生労働省は、過剰に心配する事なくマスクの着用や手洗いの徹底など、通常の感染症対策に努めるよう呼びかけている。
 以上、NHKオンラインより。

 勿論、政府の冷静な対応も理解できなくはない。しかし事を荒げるようで悪いが、今回はかなり警戒した方がいい様な気がする。
 新型コロナウイルスは少し大げさな噂だが、インフルエンザの20倍から30倍強力とされており、パンデミック(世界感染)の可能性もなくはないとされる。
 まだデータが出揃ってないので、各国の研究機関も手探り状態だが、”最悪の状態を想定してた方がいい”との見解で一致してるようだ。
 ただ、日本では感染力はインフル程には強くないという理由で楽観視してる意見が目立つ。スーパースプレッダーに対する警戒も曖昧なようだ。

 そんな中、安倍総理は26日、現地に滞在する日本人で希望する人は、チャーター機などを使って全員を帰国させる方針を明らかにした。
 この”生ぬるい”施策が正しいか?危険なのか?我々素人にはわかる筈もないが、27日朝には感染拡大の驚異にようやく気付き、”指定感染症”(強制入院)に指定した所を見ると、中国と同様に対策が曖昧で遅かったという事になる。
 
 
新型コロナウイルスの最悪のシナリオ
 
 ”感染が急拡大してる新型コロナウイルスで、武漢市で確認されてる感染者数は実際の5%にすぎない”
 そんな衝撃的な論文が発表された。
 英大学が構築したモデルによると、”14日後には武漢市の感染者数が19万人を超える”事になり、海外での感染も拡大していくという。しかし、この恐ろしいシナリオには“根拠”がある。
 以下、”新型コロナウイルスの世界的な急拡大を科学者たちは予見している”から抜粋です。
 新型コロナウイルスの感染が拡大している中国では、これまで数十人が死亡し、感染者数は数百人を超え、数都市の2,000万人以上が隔離政策の対象となった。
 このアウトブレイク(集団感染)に関するデータが増えるにつれ、現段階で中国で報告されている感染は”氷山の一角”にすぎない事が明らかになってきた。
 英米に拠点を置く研究者チームが予備研究の結果をまとめた論文では、新型コロナウイルスの感染の中心地である武漢市で確認されている感染者数は、実際の感染者の5%にすぎないと24日に発表した。
 つまり、研究対象の最終日の21日の時点での感染者数は公式報告の440人でなく、12000人程いる可能性があると。

 この論文は、医学分野のプレプリントサービス”medRxiv”で公開されたもので、査読前となってるが、事実21日以来、武漢市で確認された新型コロナウイルス感染者は729人に激増した(26日現在で感染者1975人、死者56人)。
 今ニュースで知ったが、2月4日朝の時点では更に増え、感染者20438人、死者425人となった。
 今のままで増え続ければ、”最悪のシナリオ”は当りそうな勢いですね。いや、既に当たってます。

武漢市の感染者数が19万人を超える?

 英国のランカスター大学のジョナサン•リードが率いる研究チームは、1月1日以降の新型コロナウイルスの感染拡大を示す暫定モデルを作成した。
 中国当局は、生きた動物が販売されてた生鮮市場が人間への感染源となった可能性が高いとして、1/1に生鮮市場を閉鎖した。故に、1/1以降の新型コロナウイルスの拡大は人から人への感染であるとの仮定で研究は進められた。
 研究チームのモデルでは、2月初旬には中国の他の都市でさらなるアウトブレイクが発生し、外国への感染が拡大、そして武漢市での感染症例数は爆発的に増加するとの悲惨なシナリオだ。14日後には武漢市の感染者数が19万人を超えると、モデル上では予測する。

 ”ありえると思う”と、カリフォルニア大の疫学者ブランドン•ブラウンは言う。
 1/24に発表された中国人研究チームの論文によると、新型コロナウイルスの感染者には”無症状の感染者”いるという。
 こうした指摘を踏まえると、研究チームのモデルによる予測は説得力がある。
 この論文では、コロナウイルス感染症と診断され武漢市の病院に入院した最初の41人の臨床データから新型コロナウイルス(2019-nCoV)が肺炎、発熱、せきなどの多様な症状を引き起こし、持病を抱える高齢者だけでなく、健康な人も罹患する可能性があると報告してる。研究チームはウイルスの潜伏期間は3〜6日だと考えている。
 
 つまり、無症状の多数の感染者が何日も歩き回り、あらゆる濃厚接触者にウイルスを広める可能性がある。急速に疲弊していく医療従事者に加え、世界保健機関(WHO)の緊急事態宣言の見送り、中国の旧正月の旅行を考えると、ランカスター大学の研究グループの予測数値はありえるとブラウンは考える。
 ”今後の展開を考える上で不確定要素が多くあるが、モデルは近い将来に感染の流行がどのように展開するかを予測する為の最良の手段かもしれない”


”4次感染”の発生という最悪の深刻度

 大きな不確定要素に、2019-nCoVの感染力がある。実際、どの程度の感染力があるのだろうか?
 リードのモデルでは、1人の感染者が感染させる可能性のある人数(ウイルスの基本再生産数)は3.6〜4.0と推定する。例えばSARS(重症急性呼吸器症候群)は2〜5で、ヒトへの感染力が最も高い麻疹(はしか)は、なんと12〜18だ。
 この数値が高いほど、公衆衛生当局には新しい感染の連鎖を断ち切る余裕がなくなり、アウトブレイクがコントロール不可能になる。因みに、封じ込めの観点から言えば1を超えるものは全て対応困難という。
 ただし、その他の2019-nCoVに関する最近の推定値は、リードの研究結果よりも控えめで、ハーヴァード大研究チームは2019-nCoVの推定値は2.0〜3.3とした。一方WHOは、正確な推定値は1.4〜2.5の間にあるとしてる。

 これらの状況から判断するに、数週間前と比べて新型コロナウイルスの感染を封じ込めるのは、かなり難しい状況になってきてる。  
 WHOは23日、2019-nCoVの4次感染が発生している事を初めて報告した。
 つまり、人間以外からウイルス感染した人が別の人に感染し、その人からまた別の人に感染、その人からさらにまた別の人に感染したという事だ。
 WHOのこの発表は、感染は家族や医療従事者などの濃厚接触者に限定されてるとの以前の報告と矛盾し、確認されてる症例がはるかに広く、感染が拡大しているという事実。
 リードの研究チームは、利用できる情報が限られている点を考えると、現時点では全ての予測で根拠が弱い事を認める。しかし、新型コロナウイルスの様に急速に拡大するアウトブレイクでは、リードの研究チームが作成したモデルは、公衆衛生当局が今後の展開に対応する方法を決定する為に利用できる最高のツールである事には間違いない。
 以上、wired.jpからでした。
 
 
隔離か?外面か?

 でもこういったパンデミックの可能性が高い時は、先ずは”隔離”こそが大原則でしょうに。中国政府もそうですが、日本政府も対応が遅いし不味いし曖昧だ。
 遅過ぎの感アリアリですが、今は中国国内の各都市は武漢からの旅行客は強制隔離です。台湾もフィリピンも勿論強制送還です。でも日本はなぜ、そうしないのか?
 オリンピックの事で体裁を良くしようとでも考えてんのか?安倍はここにも”エエ格好”しようとしてる。
 インフルよりも20倍は強い?と噂される新型ウイルスが国内に蔓延したら、狭い日本列島は一気にお陀仏だ。

 感染には規模に応じ、エンデミック<エピデミック<パンデミックとある。パンデミック(世界感染)になったら地球は終わりだ。多分、安倍はこういう言葉すら知らんでしょうな。 
 とにかく政治屋の外面よりも”隔離”を優先し、先ずは日本国民をウイルスの驚異から遠ざける事だ。治癒や対策はそれからだ。
 しかし、中国以外では感染者の中で死者が出ていないので、馬鹿騒ぎする程でもないと思うが、最悪のシナリオは想定しておく必要がある。いざとなって日本島民が狂乱発狂しない為にもだ。