私の世代では、フジ局の女子アナと言えば、そこそこ魅惑的な女性が揃ってたし、キャバ嬢でも通用する程の美形もいた様な気もする。ただ、30を過ぎるとレジ打ちのオバさんみたいに朽ち果て、バラエティ番組で謳歌を誇ってた頃が嘘みたいに、ニュース番組で原稿を読むだけの雑用係に埋もれていく。
当時は女子アナと言えど、キャスターと持て囃され、お茶の間のアイドル的存在でもあった。アナウンサーでありながら”原稿が読めない”と度々バカにされたが、彼女らの容貌は思った以上に老いるのが早かった様な気もする。
が、そんな属性の女子アナが性のオモチャになる時代がこんなに早く来るとは思ってもみなかった。
旧ジャニーズ事務所に松本人志、中居正広と続く、芸能界の腐敗と性加害が止まらない。
多くが知ってるであろう中居”9000万”騒動の詳細は省くが、女性アナを同席させて中居ら大物タレントを接待する事が(文春報道の通り)常習化してたとすれば、中居の女性トラブルも同様の接待を経て起きてる可能性は否定できない。それに、今回こうしたフジ局の悪しき実態を告白した現役女子アナが、同様の被害に遭った危険性も否定できない。
因みに、フジTVの某幹部局員がお膳立てしたとされる個室での会食に女子アナ3人が呼び出され、中居ら男性タレントもそれに参加。今回の性被害の背景にはこうした会食の常習化があったと指摘。また、一連の問題について海外からも第3者調査を求める声が上がっている(スポニチ)。
娼婦化する女子アナ
告白によれば、酒が進むにつれ最後は女性アナ2人と中居ら計4人が残った。危険を感じた女性は一度トイレに避難し、部屋に戻ると男性が全裸で手招きしていた。彼女はこれを拒絶し、会食をお膳立てした幹部に”如何わしい性接待の道具として使う卑怯な手口”と非難したという。
一方SNS上では、実際に被害に遭った某元女子アナが”乳首を噛み千切られた?”との都市伝説にまで拡散。確かに、9千万円という高額な示談金を考えると、噂にしても信憑性がなくはない。
確かに、フジTVはバラエティ番組の王者として一時代を築いたが、報道機関としての存在は早くから空洞化し、今回の件でTV局としての信用は完全に失墜した。
また、バラエティ出身のプロデューサーが社長に就任して以来、迷走を続けてたフジだが、芸人やアイドルをワイドショーの司会やコメンターに起用して番組を制作し、何とか視聴率を維持してきた。
今回、これら大物タレントに依存し、媚びへつらった結果が昨今の旧ジャニーズや松本や中居に対する甘やかした姿勢に表れている。勿論、フジだけに限るものでもないが、テレビ(地上波)という昭和の娯楽が死滅の危機にある事は疑いようもない。
ただ、フジ局の報道の在り方も責められるべきだが、TVに依存する報道に限界と矛盾がある事も、我らは理解すべきである。
因みに、今回告発したとされる女性アナだが、(単独ではなく)報道部の後押しがあったのでは?との声もある。
一方、フジTV創設には自民党の喧伝機関としての意味合いが強かった。当初は視聴率も伸び悩んだが、バブル期に入ると軽薄短小が持て囃され、お笑い番組とトレンディドラマで、頭角を現す様になったが、この頃のディレクターやプロデューサーが現在のフジTVの社風を作り上げたとされる。
今回の中居騒動もBBCが取り上げた旧ジャニーズ問題と同じで、海外の株主からの批判からその真実と本質が見えて来るのかもしれない。
そう考えると、旧ジャニーズも松本人志も中居正広も同じ様な類の性犯罪騒動であり、更にはTV局の仕掛け人を通じて、今回の様な常習化した”性上納”が起きたと見るべきだろう。
一方で、被害に遭った女子アナらの視点から言えば、彼女達もこうしたTV局の悪しき”上納システム”を了解した上で、この業界に就職した訳で、上司への忖度や従属を黙認した上での追い詰められた行動とも言える。
もっと言えば、女子アナがタレント化したその先には、”性による忖度”という娼婦紛いの行為が常習化していた。つまり、こうした性被害騒動が起きたのも当然ではある。
但し、女子アナを”性上納”という名の性接待として使っていたとなれば、中居だけでなく芸能界全体や政財界やスポーツ界等も含めた、一大スキャンダルになる可能性も捨てきれない。
最後に〜女子アナ消滅
結局は、農耕島民の閉鎖的なムラ社会の視点ではなく、海外の開けたかつ先を見通した視点から日本の閉ざされたTV局の腐敗と限界を指摘されないと、根本的な解決にはならないのだろうか。
それに個人的な意見だが、仮にTV局の腐敗が払拭されたとして、地上波(BS含む)には既に限界があり、ネット全盛の時代にては寿命が尽きていたとも言える。
また、タレントやアイドルやお笑いバラエティという、TVが作り上げた言葉も同じく寿命と限界にある。勿論、女子アナやキャスター、ワイドショーという言葉も同様だ。
つまり、”旧ジャニーズ事務所→松本人志→中居正広”と続く、日本列島を大きく賑わせた性犯罪に端を発する騒動だが、ある意味起きるべくして起きた騒動とも言える。
そう、時代と大衆はとても正直な生き物であるが、こうした泥沼化した芸能界と殆ど機能しないTVというメディアは、腐敗した政治と矛盾に満ちた民主主義の関係によく似ている。
つまり、存続しようと藻掻く程に死滅の淵へと加速する。中居の謝罪の失態と矛盾もこんな所にある。
因みに、私の昨年度の目標は、隣組の脱会とNHKの受信契約解除だった。前者は単に背を向ける事で何とか適った形となったが、後者に関しては未だ踏み切れない自分がいる。
TVがお茶の間の娯楽であり続けた昭和世代の民として、諦めきれない何かがあるのだろうか?かつては、アイドル(=idol)を”理想”ともてはやし、実態のない”偶像”とみなす事はなかったが、今では明確な”虚像”と見なす事が出来る。
事実、昨今のネットに押され、住処を失いつつあるTVも実態のないメディアに朽ちつつある。勿論、彼らには最初から住処はなかったのかもだが、今回の騒動により、多くのメイン局が淘汰されれば、NHKも同じ道を辿るだろう。
そうなれば、何もしなくてもNHKは潰れさり、受信料自体もなくなる。全国のPTAや老人会が死滅する傾向にある様に、地上波もBSも消滅するだろうし、TVが作り上げたタレントやお笑い芸人も女子アナという軽薄短小な存在も消滅する。
そう考えると、今回の中居騒動は日本人にとっては、そんなに悪くはない事なのかも知れない。
タレント依存のTV局が仕掛けた罠に、そのタレントが嵌り、TV局自体が潰れさる。まさに、自死という自業自得的なTV業界の淘汰だが、局側が思う程に大衆はTVに依存してはいなかった事になる。
補足
中居正広の”9000万円スキャンダル”で渦中にあるフジTVだが、1月17日に港浩一社長自らが緊急会見を行う事になった。
一部スポーツ紙によると、一連の会食をお膳立てした幹部局員は今回の騒動により、1月15日から出社停止になったが、その幹部について週刊文春が新たなスキャンダルを報じている。また、港社長が主催する大手芸能事務所幹部との飲み会に、フジTVの複数の女子アナが参加させられていたという。
有名私大を出て、狭き門?を潜り抜け、憧れの女子アナになったと思ったら、やる事は男性タレントなどの接待要員で、アナウンス部の実態は”置屋”と何ら変わりはない(アサ芸プラス)。
女子アナが性のオモチャになる時、日本人はTVというメディアに最後通牒を突きつける必要がある。が、そもそも中居正広をクン付けで呼び続けてきた古い世代の女性ファンにそれができるのか?
多分無理ではあろうが、そうした勇気と覚悟を我ら日本人は求められてるのかも知れない。