象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

東京オリンピックは延期か?中止か?〜アナタならどっちに賭ける〜


 新型コロナによる東京五輪の開催可否が、イギリスでは賭けの対象となっている。
 大手ブックメーカーのオッズは開催可能が2倍中止または延期が1.73倍。別のブックメーカーでも、中止もしくは延期が優勢となっているようだ。
 事実、アイルランドのオッズメーカー「パディパワー」はオリンピックが中止と賭けるオッズを1.67倍に変更した。東京五輪が計画通りのスケジュールで開催される方に賭けるオッズは2.1倍となっている。

 ”WHOは世界に謝罪すべき”のブログにあるコメントが寄せられた。
 ”安倍の頭には東京五輪開催しかなく、その為には何でもやる。国内での感染者を増やさない為にクダラナイ糞小細工をやる。
 NBCユニバーサルは五輪の放映権を独占し、IOCはそのNBCの言いなりだ。つまり、NBCの意向次第で東京五輪の命運は決まる”

 IOC(国際オリンピック委員会)の重鎮ディック•パウンド氏が”1年延期や中止”に言及した事が日本で大きく報じられ、日本列島が揺らぎ始めている。
 現時点では、IOCのトーマス•バッハ会長は、”あくまで五輪を予定通りに行いたい”姿勢を見せてはいるが。
 以下、”緊急取材!米国が視野に入れ出した「東京五輪中止」”から一部抜粋です。


五輪開催に影響力を持つアメリ

 日本からも五輪開催に疑念の声が上がり始めた。東京五輪パラ組織委員会の高橋理事が”五輪開催を2年後に延期する可能性もある”とコメントしたからだ。
 即座に、組織委員会森喜朗会長が”とんでもない事を言うな”と、予定通りの開催を強調したが、多くの国民は7月の五輪開催が不可能になりつつあるのを感じ取ってる。
 それを裏付けるかの様に、イギリスのブックメーカーでは、”五輪が開催されるか?”が既に賭けの対象になっている。
 果たして東京五輪は開催されるのか?

 前述のパウンド委員の発言だけでなく、IOCの関係者からも様々なコメントが出ている。
 しかし、現実問題として五輪開催に多大なる影響力を持つのは米国だ。特に、米国のTV局NBCユニバーサルとその親会社であるケーブルTV大手のコムキャストが鍵を握り、事実上、IOCよりも強い決定権を持つとされる。
 前述の安倍仲麻呂サンのコメにある様に、NBCユニバーサルは1988年から夏季五輪、2002年からは冬季五輪の放映権を独占し、更には2032年までの五輪独占放映権を77億ドルで獲得してる。つまり、IOCにとってNBCとの契約金が重要な資金源となり、NBCの言いなりなのだ。
 そのIOCは五輪が開催される毎に57億ドルの収益を上げてるが、その73%程は放映料で、放映料の半分はNBCが支払った放映権料になる。

 マラソン競技が、IOCの一言で東京から北海道に変更になった騒動は記憶に新しいが、その背景にもNBCの影響は明らかだ。
 東京五輪の開催を真夏にするのは、秋からはNFLなどの人気スポーツがある為に、NBCがその前に五輪を放送したいとの意向が働いた。故に、五輪のマラソン競技を”真夏に行う”とのスケジュールを先送りする事はできない。
 そこで苦肉の策として、競技会場を東京から北海道に移したのだ。 
 となれば勿論、新型コロナウイルスで五輪が中止または延期される決定にも、NBCの都合が影響するのは間違いない。
 トランプがここに来て、安倍政権のコロナウイルス対策をべた褒めし、その上で東京五輪”1年延期”を口にしたのもそのせいだろう。


延期説の真相と信憑性と

 まず、パウンド氏が発言した”1年延期説”はあまり現実的ではない。
 というのも、2021年には8月は、米オレゴン州世界陸上が開催されるからだ。しかもNBCが絡む以上、夏以外の時期に開催する訳にもいかない。
 では、高橋理事の”2年延期説”はどうか?2022年は、北京で冬季五輪が行われ、11月にはカタールでサッカーW杯も行われる。
 そんな中で五輪が開催できるのだろうか?当然、混乱は必至だろう。
 しかし冷静に考えても、2021世界陸上を破棄し、”1年延期”の方が傷口は小さい様なような気もする。
 トランプは嘘つかない、イヤそうでもないか。

 ある米政府関係者によれば、既に米国のユナイテッド航空には、政府関係者から”五輪が予定通りに行われない可能性に備えよ”と話が伝わってるという。
 また別の関係者によれば、米国の世界的ホテルにも関係者から”五輪がキャンセルになる可能性がある”という通達があったとされる。
 しかも、米政府が日本人の入国制限を決定し、米国の感染者数が激増し、日本政府が米国人の入国制限をせざるを得なくなった場合、五輪は中止になるとも。

 事実、ユナイテッド航空関係者によると、まだ最近でも日本の空港関係者らと五輪の空港オペに向けた打ち合わせが行われてるとの事だ。つまり、開催を前提に準備は進められてるが、水面下では五輪中止も視野に入れてとの事だろう。


”開催中止”の事態に備えよ

 五輪開催に影響を持つNBCユニバーサルの親会社コムキャストは、既に東京五輪の広告枠の90%を販売済みで、その額は12億5000万ドルに上る。そんな状況で五輪が中止になれば、NBCに多額の損失が生じる。
 ならば、NBCは五輪を中止にはできないのではないか?
 ブライアン•ロバーツCEOは3月3日、東京五輪開催について、”現時点では中止は考えておらず、準備を着実に進めてる”と語った。
 ただロバーツは、”大きなイベントでは何が起きるか分からない。それを考慮し、私たちは経費については保険で守られてる。五輪が開催されなくとも損出はない筈だ”と語ってはいる。

 保険でリスクをある程度カバーできてるとなれば、新型コロナの感染状況次第では、”中止もありえる”という事になる。
 ただ日本経済にはそんな”保険”は存在しない。五輪が中止になれば、ただでさえ消費増税と新型コロナの影響で景気が停滞する日本経済は、歴史的に類を見ない程の深刻な打撃を受ける可能性が高い。

 とにかく、米国では既に”五輪を中止する”オプションが視野に入ってはいる。
 故に、”五輪を予定通りに開催する”のであれば、あとは日本が今後どう感染者や死者を出さない様にするか?そして海外から多くの人々が出入りしても感染拡大が起きない様な対策を取れるか?が鍵となる。
 国内での感染者数を増やさない為に、”恣意的に大勢が検査をできない様にしてる”との指摘も出てる。
 五輪を中止にしない為の思惑も政府にはあるかもだが、それが事実であれば許される事ではない。ましてや、その様な“小細工”がバレた時の反動を考えれば、とても賢いやり方とは思えない。
 一方で、”開催中止”の事態に備え、経済的ショックの緩和策も並行して考えてなければならない。

 WHOは3月11日、新型コロナについてパンデミックを表明した。とにかく、5月後半までに日本経済の運命は決まる。
 新型コロナとの闘いは、まさに国家の命運を賭けた闘いへとなってきたのだ。
 以上、JPPressからでした。


最後に

 バスケットのNBAとアイスホッケーのNHLはシーズンの中止に踏み切った。MLBはスピリングトレーニングを中止した。
 モータースポーツのF1、サッカーのUEFAセリエAラグビーの6ネイションという世界的にファンの多いスポーツイベントでも、軒並み中止や延期が決まっていく。
 そんな中、4年に1度のオリンピックも例外ではない。

 日本国内では、クルーズ船とチャーター機を除く711人の感染者(死者は21人)がアカウントされ、非常事態宣言が出された。スペインも非常事態を宣言し、アメリカもその予定である。
 東京都の小池知事は”開催都市の長として、中止も無観客もありえない。東京と日本が見えざる敵に打ち勝つ方法を確立できれば”と語った。
 しかし東京都には悪いが、これで今年の東京五輪の開催はほぼ絶望だろう。あとは、来年か再来年に延期するか、中止にするかだけの選択肢だけとなった。
 英国のブックメーカーも、延期か中止かの二択でオッズを計算し直す事になろう。

 1964年東京オリンピックは、フランスの記者に"欠点がないのが欠点"と言わしめた。
 日本の技術と経済力を世界中に見せ付け、”平和とナショナリズムの融合だ”三島由紀夫は、子供の様にはしゃいで喜んだ。
 ただ、"オリンピックというのはやってみて良かったようだ。しかし、二度やるのはバカだ"と、菊村到氏が釘を刺した。

 「1964年の東京オリンピックのレビューで私は、”2020年は日本の無力さと無能さを世界中に知らしめる大会にならなければいいが”と締め括った。2016年の事だ。

 そして、今それが現実のものとなろうとしている。それもコロナウイルスというプログラムしか持ち得ない”半生き物”の、外敵による侵入と驚異によってだ。
 
 そうでなくとも、元々同一都市で2度開催しようという事自体が傲慢過ぎるのだ。
 オリンピックは世界の為にある。ごく一部のお金持ちが集まる大都市の為だけにあるものではない。そういったサピエンスの強欲と傲慢が招いた天罰というパンデミックとも言える。

 オリンピック中止が凶と出るか?吉と出るか?貴方ならどっち?