象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

こんなモン買ってしもた〜電動バリカン編


 ここ20年ほどずっと坊主で通してる私だが、自分で丸刈りにする人も多いだろう。
 1000円で坊主にしてくれる床屋さんもあるが、不思議と自分が思う様な坊主にしてくれない。細い注文を付けても店員によって微妙に仕上がりが異なる。
 つまり、たかが丸刈りされど丸刈りなのだ。

 私が好む丸刈りは、ソフトバンクの千賀投手(現NYメッツ)の様に、サイドを短いまま(約9mm)上まで刈り上げ、頭頂部を少し長め(15mm)に揃える。
 ややモヒカン風にも思えるこの髪型は一番のお気に入りだが、楕円状に刈り上げるのが少し難しい。
 最初は中華製の安物バリカンを使っていた。充電式で2000円程だったが、風呂場の湿気により内蔵電池が壊れた。そこで充電式を諦め、大手家電店で僅か1500円程で投げ売りされてた、フィリップス製の交流式バリカン(QC5130)を15年ほど使い続ける。
 これも中華製だが(大手メーカーという事もあり)品質的にはしっかりしてた。ただ、(パワーが弱いものの)切れ味はいいが、付属するコームがペラペラで幅が5センチと大きすぎる為に、襟足や細かな仕上げは不得手である。そこで、千円のミニトリマー(ロゼンスター製)を併用するも、これまたコームの作りが軟弱で度々ズレるし、後ろが決まった様に虎刈りになる。

 そうこうする内に、コームが壊れ、テスコム製の交流式バリカン(写真右)を量販店で2000円ほどで購入。ダイヤル式で、1mm単位で35段階のコーム調整ができるのは嬉しいが、(フィリップス製と同様に)刈ってる最中によくズレる。更に、調整ダイヤルの隙間に毛くずが溜まり易く、掃除も面倒で、全く余計な仕様である。
 それに、交流式は基本的にはだが、浴室では使えない。全く使えない事もないが、一定時間を超えると音が煩く、パワーも不安定になる。それでも春や夏の暑い時期は使えるが、(蒸気が蔓延する)冬の風呂場では流石に使えない。
 因みに、散髪は約2ヶ月に一度のペースだから、寒い時期は1000円床屋で済ませていた。


ヒゲトリマー”AGT67”

 そこで、浴室でも使える防水バリカンをネットで探すも、2千円前後の価格帯では”IPX7防水仕様”とあるものの怪しいのが多い。説明を読むと、充電しながらでも使えるが”浴室での使用は禁止”とある。その上、”USB充電”が売りのようだが、浴室で使えないなら意味がない。
 安物の充電式を諦め、パワーが安定してる乾電池式を探す。本当は幅が4センチ弱程のコンパクトなブラウン製マルチグルーミングが欲しかったが、安いものでも6千円近くする。
 結局、バリカンメーカーでは老舗のWAHL製バリカン(WC2107)と、ロゼンスターのヒゲトリマー(AGT67)の二択となった。
 共に乾電池式だが、前者は単3×4で後者は単4×2と、重さと大きさが全然違う。更に、前者は非防水だが、後者はIPX5と一応は防水ではある。コームも前者は3,6,10,13,16mmと微妙に中途だが、後者は3,6,9,12,15mmとシンプルだ。
 店頭価格は前者が3000円程だが、後者は1790円(Amazon)と少し安い。色々と迷ったが末に、ロゼンスター製のヒゲトリマー(写真左)を購入する。


実際に、使ってみて

 結果的に言えば、半分は失敗で半分は正解だった。ヒゲコームな仕様か、(短い)ヒゲは刈れるが、コームを最長の15mmに合わせ、頭頂部の髪を切るも殆ど刈れない。そのままコームが素通りする感じで、これには正直落ち込んだ。
 一応、最悪の展開を想定はしてたので、慌てる事もなかったが、テスコムのバリカンに替えて、頭頂部とサイドと後ろをそれぞれ15mmと9mmに大まかに刈る。
 風呂場での使用の為か、やがてモータ音が煩く不安定になってきたので、再び(今回購入した)ヒゲトリマーに替え、仕上げにかかる。
 すると、何と完璧ではないか。
 幅40mm弱とバリカンにしては、コンパクト&スリムで軽いから使い回しがいい。更に、IPX5防水仕様と乾電池式が故に、浴室でも安定した駆動を提供する。コームの調整もボタンをプッシュするだけでカチッとハマるし、コームの作りもしっかりしてるから、刈ってる最中にコームがズレるなんて事はなかった。

 取説には”10分連続使用したら休ませる”とあるが、(音も振動も小さく)切れ味が安定してる為、そこまでの時間は掛からないし、バリカンでは不得手の襟足やサイドや後頭部も、スムーズにキレイに刈れる。
 ヒゲコームの仕様からか、15mm以上の髪が切れなかったのは、甚だ残念ではあるが、悪くはない買い物とも言える。いや、そう思う事にしよう。
 ずっと昔に千円で購入した同じロゼンスターのミニトリマーでも髪は切れる事は切れたが、コームが小さく軟弱なせいか、何度やっても虎刈り状態になり、殆ど使えなかった。更に、非防水の為かこれもすぐに壊れた。
 因みに、ロゼンスターでもマルチグルーミングは発売されてる。ただ、0.5mm単位で調整できるコームの作りが弱々しく感じたし、事実、アマゾンでは2021年11月の取扱いだが、購買者のレビューはない。

 という事で、今時のヒゲトリマーの紹介でした。