象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

神の国ニッポン、万歳!バンザイ!〜初午祭は誰がためにある?


 ”初午”と書いて、これを読める日本人がどれだけいるだろうか?もちろん私は読めなかった(悲)。答えは、”はつうま”である。
 十二支の子•丑•寅•卯•••の”午(うま)”と言えば、誰もがハッと気付くであろうか。つまり、牛の角がないから午(馬)なのだ。


”初午祭”とは?

 午の日は”午”に該当する日で、初午(はつうま)の日とは、その年の最初の午の日を指していた。昔は立春(2月初め)一年の始まりとされたとされ、今では2月最初の午の日が初午の日となる。
 初午のお参りは稲荷神社で行い、その稲荷神社には、稲を象徴する農耕神(稲荷神)が祀られ、その稲荷神にお参りし、五穀豊穣を祈る習慣だとか。
 稲荷神だから”いなり寿司”を食べるというオチとしては少し哀しいが、稲荷神の使いであるキツネの好物が油揚げだった事も由来とされます。

 そこで、”初午祭”に関する話題です。 

 今日は早朝から隣組の世話番で、初午祭のお祓いを受ける準備をした。
 今年の初午の日は2月9日にあたり、全国の稲荷神社でお祭が行われるという。58にもなって初めて知りましたな(笑)。
 しかし私の部落では、お祭りの代りにお坊さんのお祓いを受ける。それも2月と9月の年に2回もだ。
 どうせ、神社を掃除して供え物を上げ、お坊さんを呼んで、お祓いを受けたらハイ終わりだろうと、簡単に考えてた。

 朝からの雷雨で少し嫌な予感がしたが、朝7時にすぐ近くの稲荷神社へ向かう。
 神社といっても、幅1.5mで奥行き2.5m程のオモチャみたいな作りだ。写真ほど豪華じゃないですが、規模的にはこんな感じかな。
 予め、稲荷神社に隣接する商店主に揃えてもらってた、供え物を確認する。
 野菜5品(五穀)に、お酒とお米に鯛と塩いりこを用意する所までは想定内だったが、それからが大変すぎた。
 因みに、供え物の費用3800円は自腹でしたな💢。


想定外の展開

 かなり古い神社だったから臭くて汚くて、掃除に一苦労した。小さな神社だったからよかったものの、デカかったらこの時点でアウトですね。
 掃除の後は稲荷神の赤い旗を立て、しめ縄を準備し、お花を飾る。化粧ゴザを敷き、座布団を用意する。それだけなら何らストレスはないが、それからが苦痛だった。

 何と、高齢の野次馬オヤジがニョキニョキと顔を出してきた。このバカは、隣組となると用もないのに、決まった様に顔を出す(笑)。
 以前、”メールすら打てない親父”でも書いた、典型の脊椎反射系頑固オヤジだ(笑)。
 どこにでも一人や二人はいるだろうか?顔がデカくて、態度と声はもっとデカい。それでいて、カネと権力にはやたら弱く、唯一の話題は他人の悪口だけ。
 法さえ許せば、ワニの餌にしてやりたい程だが、ワニですら食わんだろう。
 そういう私も結構キツイ事言いますが、誹謗中傷も時には必要なのか。

 でもこういうのを見ると、やはりちゃんとした学歴は必要なのかなって、学歴のない私でも思ってしまう。

 邪魔者が入るも、世話人代表の家族の人が手伝いに来てくれて、本当に助かった。
 何とか1時間半ほど掛けて、お祓いの準備を終え、後はお坊さんを待つだけだ。
 しかし、この坊さんが学の無い頑固親父の様な”エロ坊主”だったら、私はこの神社に火を付けてたろうか(冗談)。
 でも、車から降りてきた坊さんは腰の低そうな、白い質素な装束を羽織った中年女性だった。”これはツイてる”と思った。
 昨今のお坊さんにしては、言葉少な目で控えめな感じの、ごく普通の女性だった。

 早速、お祓いをしてもらう。ド田舎の葬式みたいに、貧相のない怒鳴り声の読経が延々と続くのかな?と心配したが、わざとらしい演出もなく、ストレスを感じる事もなかった。
 時間にして20分程だったろうか、あっという間に終わった感じがした。
 お祓いが無事終わり、お布施とお供物を女坊さんの車に積んでやると、丁寧にお辞儀をされた。
 私は最後の最後で報われた気がした。
 神の国、ニッポン万歳”


神の国の日本

 これで全てが終わる筈だった。
 しかしここにおいてもまた、あのバカ親父がしゃしゃり出て、今度は自慢話をお坊さんに浴びせ続けたのだ。
 困惑するお坊さんに、私は横槍を入れた。
 ”急がないと鯛が腐りますよ。次の用事があるんなら急がないと”

 彼女は急ぐ様にして、その場を離れ、次のお祓いへと向かった。
 拍子抜けしたバカ親父は、心が折れたのか、急にもの静かになった。

 一人ポツンと取り残された格好になったこの親父は、何が楽しみで生きてるのだろうか?この親父から人の悪口とデカい顔を排除したら、一体何が残るのだろうか?
 そういう自分も、愚痴を書き記すだけで何も出来ないまま人生を終える気がする。
 ”ペンは剣よりも強し"は、遠い昔の良き時代の事なのかもしれない。

 そういう思いを強くした隣組の世話でもあった。神の国バンザイ”